落書きみたいな詩(うた)
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 片時雨


水のはじけるたま
に寂し世俗のにほひ、
水の面に、――――
はつかなる響きぞこひし。


うち時雨しぐれ、潜みて暗き、
流るべき血の気のにほひ、
うち時雨、――――
うらぶりておどろの内に。


浴びてこそ花はさきはひ、
朝ゆふべ、あえかなくなり
浴びてこそ、――――
項傾うなかぶし、暗き大地へ。


かぐはしき色はかたまり
静けさや、てなき空の、
香しき、――――
その色に彩のあへぎを。――――


遠方をちかたの色うち沈み、
黒き陰、うつろふ雲や、
遠方の、――――
しづまれるあかし輝く。


取り取りの快楽けらくの陰に、
降り注ぐ雨を凌ぎて、
取り取りの、――――
病葉わくらばに、心ぞ惑ふ。


濡れてこそ陰陽おんやう記す。
輝ける陰を見抜きて、
濡れてこそ、――――
片時雨――――心なりけり。
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2006⁄02⁄15 01:23 カテゴリー:弦月弦歌 comment(1)
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コメント



叙情的で神秘的な感じがしました。
普段どんな事を考えて生きていたら、
こんな秀作が生まれるのでしょう?
心象を自然に向ける・・・
その姿勢に感銘を受けました。
言葉の美しさを感じました。

(2007/04/16 13:34) URL | 馬鈴薯[ 編集]



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