落書きみたいな詩(うた)
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 陽炎


照りくる揺らめきは
危うき眠りの誘ひ
かたぶく柱には
かそけき心のたわ
 
のがるる意識あり
無常の灰となりぬる
金の反響こだまする
息吹は風のまにま
 
肉声――嗚呼、跡絶とだ
けゆく黒き泥渟でいてい
さかひて落つるたま
とこしへ――深き谷底
 
破れに近き道
極楽――沢にあれども
願ひは身に付かず
かげろふ想ひ漂う


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ジャンル:小説・文学 テーマ:詩・ポエム
2006⁄02⁄15 05:32 カテゴリー:弦月弦歌 comment(0)
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 弦月弦歌


小止おや無き想像の悪
影の声――の葉の裏に
湿りたる泥は冷たき
戒めと祈りを胸に
我魂わがたま百骸ひゃくがいの上
寂しけれ――心を凝視みつ
行方ゆくえ無きわが実像に
薄れゆく浮雲ふうんの想ひ
願はくはあれにける波
海界うなさかへ、通ひ無かれ
玉の緒を意識の底へ
故郷ふるさとの根は奥津城おくつき
寂しきを洗ひ流せど
虚しきは残像の影
あれとわが狭間はざまも揺れて
自づから揺らぎを止むる
知るものはわれ以外には…
我魂わがたまは風にほほける
美妙なる残像の成りに
金色こんじきの光を贈る
満たされぬ手負ひの身体からだ
 
 
一切いっさいぬべき運命さだめ
さらぼひて破壊の旋律しらべ
永劫につきは苦しき
辿り着く調和の淵瀬ふちせ
知るものは心にありて
散り際に記す時世の
感情は嘆いてほこ
吟ずるは痛みをたて
味はひは寂びに寂れて
我胸わがむねに露命を繫ぐ
神経は狂気に近き
言霊ことだまの淡き光よ
仄かにも清き姿色ししょく
憧れて虚栄を砕く
奥深き暗き力に
夜の菊の病ひはあつ
鍛錬に力尽きて
執着の愚かしきこと
覚えども忘れ難きに
躓きて絶えず刻みて
弦月に安らぎのうた





ジャンル:小説・文学 テーマ:自作詩
2006⁄02⁄15 04:40 カテゴリー:弦月弦歌 comment(0)
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 金剛座


くゆる命の揺らめきは重き旋律しらべの風狂の
闇に憤怒のおらびあり白夜は天のあそびなり
螺旋絡まる懶惰らんだな味を流動の象形きざなり
真夜まよを築きて白壁の定めはいかに滅びたる

いかづち響き密室の水底みなぞこ照らし流るるは
白き花弁――に溶けて魚影の溝に誘ふなり
道の空路にはぶれにたれど―舞ひ降りた楽天使
頻波しきなみ寄する砂浜に脈のうづきを描くなり

なみ呻吟うなりの閃きよ――天地に響け当て無くも
心眼開く十方の千尋の底の百度石
闇に刻みて清く流るる水のは地の色か
脆き命も絶え間なく暗きを刻み生と為る

もくにほひの曲線は燻る命に似たりけり
混迷抜けて解き難きあえかなる夜の蠢きは
痛く鋭き電流の恍惚の隈隈に
永らへ果つる魂はこぼち散らしぬ鉄の冷え

その魂の凝集を深く刻みて尾張無き
瑣事を築きて飛翔する音の響きは渾沌に
萌え出づる血は砂子いさごを染めて――幻想の造り滝
痺れを利かせ、、、怖づ惑ひ闇に光のともし火を――
 
嗚呼、瞑想の雲翳くもかげの暗きみちには不意の根が
神秘を伝へ我深き砂子に染みてあらはるる
その広がりは無幻の闇に迷ひ無き金剛座
心は忍び新声のきはを極みに変へるなり
 





ジャンル:小説・文学 テーマ:自作詩
2006⁄02⁄15 03:55 カテゴリー:弦月弦歌 comment(0)
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 新しき苑


白く想ひを巡らせて―香りはぬく
微笑を、その妙香を―漂はし
新しきその―一滴の雫は花に
青き葉の名残り惜しきと囁きぬ
 
円なること薄靄うすもやこんの遊行や
たはぶれて―あわに結べる妄想は
噫、酔ひ心地―仰ぎ見る美女をみな御髪をぐし
その輝きと時めきは麗しき
 
嗚、花の色、清明に澄み渡る風
咲き初めて艶めかしきも秘めたるに
はだへに弾く雫こそ光明に
 
たをやかに咲き今し散り―妄想の
想を外して亡きをみな―虚ろになりて
静やかに触るる束の間―幻と








ジャンル:小説・文学 テーマ:自作詩
2006⁄02⁄15 02:37 カテゴリー:弦月弦歌 comment(1)
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 鈍色の月


漂ふ浪の静寂に虚空の深み覚えけり
たゆげに揺るるその浪は愁ひの内に打ち萎れ
闇に召さるる夜のは穢れなき、噫―望月は…
鈍色にびいろの月

想ひは刹那、鈍色にびいろに、影なき影は暗闇に
埋葬さるる月のおもたゆさ勝りて、移ろひて、
暗き調べに愁ひつつ蠢きは無き夜の間には…
鈍色にびいろの月






ジャンル:小説・文学 テーマ:自作詩
2006⁄02⁄15 02:17 カテゴリー:弦月弦歌 comment(0)
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 星の砂


自由は夢の海深く
知らず知らずに波の内
熱砂の沖の足跡を
知れどこの世のあえかなる

花は波間に綻びて
頬に掠るる潮風よ
砂子いさごに染みる生命いのちには
空の力に水の色

鯨魚いさなは常に遠けれど
耳を澄ませば響きすと
木の間の影で振り向けば
時の運命さだめは磯の上

ふとき空は夢のみち
魚群なぶらゆらりと小波に
たなごころには星の砂
空に生命いのちのうつぐみを


清く流るる水の音
空の光に映ろへば
こひしあはれぶ波の花
いつぞ想ひは海界うなさか

うつつへかへす波の音
かすかに聞こゆ子守唄
時の流れの面影よ
底に響きて余波の風

祈りを胸にしたためて
わがこころには誇りあり
蒼茫もまた馥郁と…
あうらにやさし星の砂

波は揺らめきたわぶれて
豊かに緩ふおよぐ夢
心身しんじん長き静心
海よ生命いのちのうつぐみを







ジャンル:小説・文学 テーマ:
2006⁄02⁄15 01:26 カテゴリー:弦月弦歌 comment(1)
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 片時雨


水のはじけるたま
に寂し世俗のにほひ、
水の面に、――――
はつかなる響きぞこひし。


うち時雨しぐれ、潜みて暗き、
流るべき血の気のにほひ、
うち時雨、――――
うらぶりておどろの内に。


浴びてこそ花はさきはひ、
朝ゆふべ、あえかなくなり
浴びてこそ、――――
項傾うなかぶし、暗き大地へ。


かぐはしき色はかたまり
静けさや、てなき空の、
香しき、――――
その色に彩のあへぎを。――――


遠方をちかたの色うち沈み、
黒き陰、うつろふ雲や、
遠方の、――――
しづまれるあかし輝く。


取り取りの快楽けらくの陰に、
降り注ぐ雨を凌ぎて、
取り取りの、――――
病葉わくらばに、心ぞ惑ふ。


濡れてこそ陰陽おんやう記す。
輝ける陰を見抜きて、
濡れてこそ、――――
片時雨――――心なりけり。






2006⁄02⁄15 01:23 カテゴリー:弦月弦歌 comment(1)
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 朽ち葉いろ


北風揺れて小夜さよ時雨
り難からぬ時移り
悲哀の影が行き交ひぬ

寒けし空の暗きには
心もしのに枯葉散る

心に深く闇深く真白き花はを閉ざし
冷え入りて風の
十指凍える

狂おしく
心に不覚闇深く
真き花は幻や
闇のうつつに病みて止み
嗚呼、夢の世につる






ジャンル:小説・文学 テーマ:
2006⁄02⁄15 00:00 カテゴリー:弦月弦歌 comment(0)
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